2012年3月9日金曜日

PASMO内蔵のiPhoneを作ろう

^H: Suica内蔵のiPhoneを作ろう
を参考にPASUMO内蔵のiPhoneをつくってみました。
今回はフレキシブル基板を取り出すまでを紹介します。

まずは道具集め。東急ハンズで大体揃います。
アクリダイン2本、PASUMO、flux磁気防止カード、ピンセット等
プラ系容器だと溶けてしまうので、ガラス容器を用意。密封できる容器だとなおよし。
PASUMOはもちろん駅の発券機から。
アクリダインは2本買ったけど、上手に使えば30ml1本でも出来るようです。
ちなみに私は合計3本使いました※理由は後述

耐熱強化ガラス容器200円 from ダイソー
容器にカードを入れて、溶液をドボドボ投入。そして放置しました。

1本目 - 投入から24時間後
時間の都合上、丸1日後の確認になってしまいましたが、あれ?あまり溶けてない・・・???

まあもう一回やれば溶けるんじゃないかなーとあまり気にせずに2本目投入。
2本目 - 投入から24時間後
お!結構溶けた!白いデロデロしたものがなんかキモい。
しかし、表面側は上手く溶けたのだけれど、ちょうどICチップ?丸い電池みたいなところがまだ強力にくっついていて完全には剥がれませんでした。

ということで、3本目を追加投入。
3本目 - 投入直後
このあとちょっと家に帰れず、投入してから72時間放置してしまいました。
が、ちょっとゴミは残りましたがちゃんとフレキシブル基板だけを取り出せました。
フレキシブル基板
ここまでできてしまえば、あとはiPhoneの裏面に仕込むだけ!
純正パネルからアルミを剥がすのはとってもめんどくさいので、カスタムパネル販売ショップなどで別途バックパネルを購入するのがオススメです。

いまだとカスタム屋さんでキットの販売もあるようです。溶かすのも面倒って人は探してみてはいかがでしょうか。

■完成後の話
自販機でジュースを買おうと試してみたところ、リーダーにぴったりとiPhoneをくっつけないと反応しなかった・・・全然非接触じゃないよ!

ICカード用エラー防止カードを複数枚組み合わせることによって改善できるようです。
フロムウェスト社製のフラックス・パス - http://flux.bz/price.html
株式会社玉川製作所製のプログレス - http://tamagawa-tht.ktpc.or.jp/productsProgress.html
これら2枚をうまいこと重ねることでより反応を高めることが出来るみたいです。
一枚だと指向性が定まらないのか、とても反応が悪いです。

ただ、エラー防止カードも結構厚みがあるため、2枚入れるとiPhoneが少し膨らんでしまうのが難点。
もっと薄いのが発売されればいいのになー・・・

■チャージの方法
一番手軽なのはコンビニ。
リーダーに接触させながらチャージするところでしかチャージできません。
最近は小田急電鉄の一部券売機がリーダーに置いてチャージ出来る方式になっています。