詳しくはこちらをどうぞ HMZ-T1とは...
発売当初はとても人気で予約しても中々購入できなかったらしいですねー。以外にも現在もまだ入手難易度は高いらしいですねー。
まずは簡単に着用してみた感想です。(箇条書き)
- ディスプレイ部分が重い
- ディスプレイと目までの距離が遠い
- 視野角狭い
- メガネ使用者にはフィットしません
- 立体感のあるサラウンド?
- 結論「微妙」
今更買おうと思ってる人は注意しましょう。
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仕切りなおしまして、PCに接続してFPSで遊んでみた感想です。
PCで使う場合も通常通りHDMIで接続します。
推奨解像度は1280x720のため最初画面が小さく感じますが、システムの解像度設定から1920x1080設定にもできます。
ムービーを見る際はどちらの設定にしても体感は変わりませんが、ゲームをする場合は見える範囲が変わったりするものもあるので解像度の設定はちょっと重要ですね。
遊んでみたゲームタイトルは以下になります。FPS以外もちょろっと遊んでみました。
- Battlefield3
BF3で遊んだ時は有機ELのおかげなのかグラフィックはとても綺麗でした。
圧倒的な映像美という謳い文句は流石です。
ただ逆に黒コントラストが強すぎるのか、暗いところは本当に暗くなってしまい、影から敵に撃たれるとどこにいるのか敵が見つけられませんでした・・・。
キャンペーンはなんとか遊べますが、マルチは・・・。 - Call of Duty Black Ops
- Call of Duty Modern Warfare 3
CoDシリーズはグラもそこそこ綺麗です。
BF3と同じく暗いところは見づらいですね。
こちらもキャンペーンはいいですけど、マルチは無理ですね!
仮想視聴距離 約20mってやつのせいなのか、遠くの敵に照準を合わせるのが至難の技です。ついでに見えません・・・。
- Left 4 Dead 2
L4D2は結構違和感無く遊べました。
サイトを覗く必要が無いので、あまり目を凝らさずに遊べた為かと思います。
- Diablo III
Diablo3はマウス操作での遅延が若干感じられました。
解像度を高く設定してしまうと、マウスカーソルを見失いやすくなり、精細な操作ができなくなってしまうのも致命的でした。
- Company of Heroes Tales of Valor
CoHでもやはりカーソルを見失ってしまうため、RTSやMMOゲームをやるのは難しいです。 - Fallout New Vegas
Fallout NVではHMZ-T1の没入感をよく感じられそこまで激しい動きも必要とされないので、この中では一番向いているゲームかもしれませんでした。
元々がシネマ風の作りをしているので、周りに余計な景色が見えないヘッドマウントディスプレイとの相性はかなり高いです。しかしその没入感のせいで長時間プレイしているとどうしても酔ってしまいます。
おとなしく、映画を見たりするのが一番いいのかもしれないです。
おまけ
HMZ-T1はNVIDIA 3D Visionに対応しています。
もともと3D対応ヘッドマウントディスプレイという商品ですので、3Dが見れるのは当たり前なのですが、PCの場合ではNVIDIA 3D Visionなどを別途持っていないと表示できません。
自分は以前ワゴンセールでNVIDIA 3D Visionをちょうど入手していたので、それを使用して3D表示でゲームもテストしてみました。
設定方法は簡単で、NVIDIAのGeForceドライバをインストールし、3D Visionエミッタを接続している状態でコチラのパッチを当てるだけです。
3DTV Play Support Update Utility
パッチを当てたあとは、3D Visionの設定方法と同じく、NVIDIAコントロールパネルからステレオスコピック3Dの設定を有効にするだけです。
3D機能については文句なしにとても綺麗に表示できます。
でも惜しむらくはやはりゲームには向いていないというところ・・・。
焦点をあわせているところは綺麗に立体視できるのですが、それ以外のところでは若干残像が見えてしまいます。
コントラストも強めなため、綺麗な映像ほど目に負担がかかり頭が痛くなっていきます。
値段が値段ですので、興味本位で手を出すのはあまりオススメはできないです。
購入意思があるのであれば、必ず視聴体験をしたりしたほうがいいと思います。
つけ心地や、映像の見え方、残念感など、実際に体験しそれでも欲しいという猛者は買えばいいと思います。
また、ゲーム使用目的では絶対に買わないことです。
コレは小さな映画館を実現する機械です。ムービーを見るために使いましょう。
でも映画再生の2時間半にも耐えられるかどうか・・・。
まあ、次はGoogleのARメガネに期待したいところですね!