最近のマザーボードにはLANが2つあることが多い。
何に使うんだろうと思っていたんだけど、チーミングとかいう機能に使ったりする・・・らしい。
チーミング機能とは簡単に書くと複数のネットワークサービスを一つにまとめて通信させる技術。
そして何が出来るかと言うと、帯域幅がn倍になる。
設定方法は使用しているNICドライバによって変わります。今回搭載されていたNICのドライバはRealTeckでした。
設定方法
- Realtek Ethernet Diagnostic Utilityをインストールする
Utilityは基本マザーボード付属のドライバCDにて配布されます。インターネットでのDL配布はありません。 - Realtek Ethernet Diagnostic Utilityを起動してTeaming欄から設定をする
設定方法は簡単です。LANに接続しているNIC端子を選択して名前を入力しCreateボタンを押すだけ。
タスクマネージャーからネットワークを見てみると...普通なら2つみえている接続先が、一つにまとめられてリンク速度も2倍の2Gbpsになりました。
そんでもって、実際にチーミングすると何が変わるかというと!
写真1 チーミング無しの状態で速度を計測した時
写真2 チーミング設定をして速度を計測した時
はい!正直何も変わりませんでした!
まあ、今回の設定はリンク・アグリゲーション、送信の不可を分散させる機能なので、速度が変わらないのは普通です。
チーミングはサーバ機などで、受信を多く受けたりする場合に色々と有効になる機能が多いので、あまり一般的なクライアントマシンで設定しても意味は無いのかも知れない。
ということで、デュアルニック搭載のマザーボードが増えたところで一般人にはなんの利点も無いのでした。