ハイエンド系グラフィックカードのGTX580が発売されてから少し後に製造され始めた知る人ぞ知る3GBモデル。
最初はGLADIAC,PALITというヨーロッパ、ロシア圏でシェアを獲得している2メーカーのみの発売でしたが、最近はELSAやZOTACという日本でも馴染みのあるメーカーがやっと製造を初めたことで知名度は上がってきたんじゃないでしょうか。
3GB搭載しても標準モデルと比べて、どういった時に差がでるかはいまいち不明ですが、Windowsエクスペリエンスインデックスでは最高値の7.9をたたき出します。
追記:2011年9月28日 VGAのVRAMが増えると何が変わるか。
- ひとことで言うと3Dグラフィックスの描画が安定します。
グラフィックスに定評のあるCrysis2を例にVRAMの使用率を比較してみました。
DirectX10&High Resolution OFF |
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DirectX11&High Resolution ON |
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- DirectX10&High Resolution OFF で動作させた時の使用率は約1GB位
- DirectX11&High Resolution ON で動作させた時の使用率は約1.8GB位
DirectX11で動作させたときに何が変わるかというと、水の波紋であったりコンクリートの質感、爆発時の炎や破片、光の屈折や影の描写などがより現実的になり、とても自然な感じになります。
もしDirectX11で動作させたときにVRAMが1.8GB確保できなかったとすると、確保出来なかった分だけグラフィックスの描画から何かしらのデータが削除されることになります。色がちょっと抜けたり、水の波紋が消えたり、爆発の破片が減少したり、影が消えたりするかもしれません。
更にVRAMはグラフィックスの先行読み込みの保存先としても使用されるため、MAPの切替などが高速になります。
おまけの写真
BFBC2最高設定 |
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CoD:BO最高設定 |
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補助電源プラグは左上上面に付いていて、8pin+6pinでした。
電源をどのくらい搭載していれば動くのかに関しては、2600K,SSD*1,HDD*2,GTX580-3GB,ケースファン4つ,サウンドカード*1的な構成で
750W80+Silverで問題なく動きました。